4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/10(土) 19:18:23.59 ID:u0XaITGvo
未熟な説法を終え、私はたまらず息を吐いた。
どうしても、あの歌が気になっている。
「誠実さ」について述べた、あの哀れな歌が。
きっとあの歌を彼と一緒に歌えたのなら、それはとてもすばらしいことなのだろう。
だが、私にはそれはできない。
私はアイドルで、彼はプロデューサー。
ファンの心を裏切って、果たして誠実と言えるのだろうか?
私はただの瑣末な一人で、彼も瑣末なうちの一人。
私は幸いにもまだ、知名度は低い。
だからこそ、やるべきなのかもしれない。
きっと、私はいずれこの歌を歌おうとするはずだから。
私はとっておきの不祥事を思いついて、一人ほくそ笑んだ。
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