過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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◆x/rxoIq2T6
[saga]
2013/09/01(日) 00:11:06.34 ID:Vp1P9mlZ0
直後に、苗木の身体がだれかによって突き飛ばされる。
ナエギ「なっ!?」
苗木は状況を理解できず、慌てて自分がいたはずの場所を見ると、そこには──
狛枝「ん、ぐ…ぅ」
苗木の身代わりとなってナエギの一撃を受けた、狛枝の姿があった。
苗木「こ、狛枝クン!?どうしてここに…!」
狛枝「どうも…ボクは生かされたみたいでね……どこかの女神様に、さ」
七海「……」
狛枝がちらりと視線をやると、そこには戦いを歯痒そうに傍観していた七海。
狛枝「苗木クン、君はこの状況を何とかできるかな?」
苗木「勿論だよ。ただ…少し時間が…」
狛枝「分かった。ボクが時間を稼ぐ。君を信じるよ」
ナエギ「死にぞこないが…今更何を…!」
狛枝は先ほど苗木をかばったせいで、ナエギの渾身の一撃を受けてしまっている。
時間を稼ぐどころか、今立っていることさえ奇跡なほどの傷だ。
狛枝「それでも…苗木クンの為に盾になることくらい…出来るさ」
狛枝は丸腰のまま、ナエギの前に立ち塞がる。
苗木はその様子を見つめ、ポケットにしまっておいた黄金の銃を取り出す。
使い方は、なぜか知っていた気がした。
苗木「……」
眼を閉じ、意識を集中していく。
苗木の手元が淡く光り、黄金銃にそれが注ぎ込まれていく。
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