過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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161: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/09/01(日) 00:26:53.12 ID:Vp1P9mlZ0


ひやりとした感触。
扉の先は、まるで研究室のようだった。
あちこちに配線のようなものが張り巡らされていて、よく分からない機械に繋がれていた。

苗木「ここが現実…なわけないよね」

七海「……多分、ここはゲームの管理者…ゲームマスターしか入れない部屋のはずだよ」

苗木「ど、どうしてそんな部屋に…!?」



「……ようこそ、私の部屋へ」



…え?
こ、この声って…!?
ボクは聞き覚えのある声に振り向くと、そこにはボクの予想と変わりない──霧切さんがいた。

霧切「──こんにちは。黒幕です」

苗木「………………え?」

七海「??」

ボクも、七海ちゃんも戸惑ってしまう。
待って、ちょっと待って。
おかしい、おかしいよ。
だってボクの推理だと江ノ島アルターエゴが黒幕で……え?

舞園「うふふ?あれ?どうしたんですか苗木君?ハトがガトリングガンくらったような顔して」

その声にふと顔をあげると、そこには霧切さんじゃなくて舞園さんが……え?

七海「……あ、そういう事か。なんだか逆転裁判5のラストみたいな演出するね」

苗木「い、いや…どういうこと?」

江ノ島「いやー、苗木クンってすぐに信じるからこんな簡単な罠でも引っかかるよね♪」

苗木「え?あ、あれ?江ノ島さん!?ど、どうなってるの?」

…とそこまで言ってようやく、ボクは気づいた。
つまり…ボクは江ノ島さんに、いや…江ノ島アルターエゴに踊らされていたって事か。

江ノ島「うぷぷ…こんな簡単に騙されちゃうなんて苗木クンはこれからチョロ木クンに改名したらどう?」

苗木「遠慮しておくよ…」

そういって、ボクは警戒の為に剣を構える。



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