過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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162: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/09/01(日) 00:27:43.55 ID:Vp1P9mlZ0


江ノ島「あーいや、もうあたしは苗木クンと戦おうとか思ってないし。つーかもう戦えないっての」

苗木「…どういうこと?」

江ノ島「日向クンにこっぴどくやられちゃってさ…全く、希望とか絶望なんかよりよっぽど厄介だよあいつ。どっちも知るかって感じで突っ込まれてこられちゃこっちからしたらどうしろって話だよねー」

七海「日向くん…勝ったんだ……!」

七海ちゃんは嬉しそうに頬を綻ばせた。
うん、日向くんはボクのいないところで、懸命に闘ってくれてたんだね…。

江ノ島「だけどま…このまま素直に幕引きってのも面白くないしさあ…置き土産っての?ぶっちゃけ悪あがき?」

苗木「…何をするつもりだ!」

江ノ島「あと数分もしないうちに、あたしは消滅する…って言っても仮消滅だけどね。また甦るよ?うぷぷ……だから、あたしが消滅したら、七海ちゃんに管理者権限を譲る」

七海「……どういうこと?それって貴方にメリットがないような気がするな」

江ノ島「メリットはあるよ?まあ、苗木クンが最後の選択で絶望する様を視れないのは残念だけど……うぷぷ。悩みに悩みなよ…!」

江ノ島さんはにやにやと厭らしい笑みを浮かべる。
…でも、本当に江ノ島さんの意図が見えない。
まさかボクが消滅したくないと最後の最後で迷うのを期待しているのか?

苗木「言っておくけど、ボクはもう迷わない。たとえ自分が消滅したって、このゲームを終わらせる」

江ノ島「そうだろうね……でも、その大切な現実の命が……秤に乗るなら、苗木クンはどんな決断を下すのかなぁ?」

苗木「…ど、どういう意味だよ…それって…」

しかし、江ノ島さんからの返事は無かった。
ボクが声をかけた場所には……誰も居なかった……。

七海「……!………本当に、私に権限が移ったみたい」

苗木「それは本当…?」

七海「うん、でも……江ノ島さんの言っていたことの意味が、分かったよ」

そういって…七海ちゃんは俯いた。



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