過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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174: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/09/01(日) 01:00:02.23 ID:Vp1P9mlZ0




まぶしい。

閉じた瞼に、焼けつくような何かが射し込んでいる、気がする。

痛い、ってわけじゃないけど、なんだかちょっと不快だ。

……よく分からないのなら、起きて確かめてみればいいじゃないか。

そんな単純な思考に至るのに数秒かかって、ボクはゆっくりと目を開けた。


苗木「…ん、んぅ……」

ぼやけた世界。
どうも長い間見てなかった気がする。
そのせいかは知らないけど、いまいちピントが合わないっていうか…なんだか全身の動きがぎこちない気がする。
というか、思考もなんだかいつもよりもゆっくりとしている気がした。

苗木「…こ、こ…は……」

「おい、目を覚ましたぞ!」

「本当か!?」

なんだ…?うるさいなあ……。
ボクのすぐ横で、誰かが大慌てで騒いでいる。
人が寝起きなのに、あんまり騒いでほしくないんだけど…。
っていうか…ここ、どこだ…?

「おい、苗木誠君だね!?意識ははっきりしているか?」

苗木「えと…はい。あの、どちら様ですか…?」

「良かった…どうやら長期間の睡眠によって記憶が混濁しているみたいだね。時間をかけてゆっくりと思いだすといい」

苗木「…?はい」

「それと、身体は動かせるかい…?」

苗木「身体…?」

ボクは言われるままに、腕を動かそうとする。
……あれ?
しかし、腕はボクの言う事を聞かず、プルプルと震えるだけだ。

苗木「どうして、動かないんだ…?」

「…当然だ。キミは3か月近く眠っていたのだからな」

苗木「どういう事ですか…?」

「それは後にしよう。今はゆっくりと休むことだ。…まだものを食べられる段階ではないだろう。今から点滴を打つから、しばらくはそれで栄養を取ろう」

…目の前にいる人は、どうやら医者のようだった。
もっと早く気づいてもよかったのに、どうも頭がボケてるみたいだ。
どうやらボクはとんでもなく長い間寝ていたみたいで、記憶や筋肉が本調子じゃないみたいだ。
今はお医者さんの指示に従って、安静にしてよう……。


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