過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/12(月) 22:07:53.37 ID:EHlwHqUX0
あれは、中間テストを控えたある日の事。

僕、皆川玉樹は、慎――(坂出慎)の勉強を見る事になった。

 

玉樹「じゃあ、公民やろうか」

慎 「げぇ、オレ嫌い、公民嫌い!!」

玉樹「…あのね、慎。 好き嫌いの問題じゃないの」

慎 「…わーったよ、やりますよ、やりゃあいいんだろ」

玉樹「そうだよ、やればいいんだよ」

 

玉樹「じゃあ、第1問ね」

慎 「クイズ形式か? 押しボタンはねぇの?」

玉樹「頭でも叩きなよ」

慎 「玉樹ってさ、オレに冷たくない?」
玉樹「そんなことないよぉ」
慎 「…稔は?」
玉樹「稔は咲と一緒にやってるよ」
慎 「…咲っていい女だもんなぁ」
玉樹「咲をそんな変な目で見ないでよ、怒るよ?」
慎 「………………すいませんでした」

 

玉樹「じゃあ、第一問」

慎 「あいよ」

玉樹「“プログラム”の正式名称は?」

慎 「あれって、オレらが選ばれるかもしんねぇよなぁ…」

玉樹「大丈夫だよ、すっごい可能性低いもん」

慎 「だよな、1年で…えっと…100クラス?」

玉樹「50クラスだよ」
慎 「そうそう! 宝くじより難しいよな!」
玉樹「いいから答えは?」
慎 「今日授業でやったばかりだ、慎様の頭をナメるなよ!」
玉樹「あ、自信満々じゃないっ!」
慎 「セントウジッケンダイロクジュウハチバンプログラム!」
玉樹「正解!! じゃあ、漢字で書いて?」
慎 「え…ああ…お…おう、任せろ!!」

千 頭 実 剣

玉樹「………………何の奥義?」
慎 「………………違うか、やっぱ」
 

公民がどうとかこうとかいう問題じゃないよね、こんなの。

でもね、そんな慎が、僕は結構好きだよ。


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