過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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269: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/09/07(土) 20:52:08.04 ID:L9O6I6or0


七海「出来たよ」

そんな事をだらだらと思考していると、いつの間にか料理ができたのか、七海が茶碗を片手にこっちに来ていた。
…む、もうちょっと七海の料理姿を眺めてればよかったな。

日向「お、前回は洋風だったけど、今回は和風か」

七海「イメージだけど、洋風より和風の方が難しい気がしたからね。やっぱりゲーマーとしては難しいものに挑戦するべきだと思って」

日向「まあ、チャレンジ精神は悪くないんじゃないか?」

七海の料理は良くあるマンガみたいにめちゃくちゃ見た目がやばいわけでもないし、ものすごくまずかったり、なんてことも無い、割と普通の料理だ。
そりゃあ本職の花村なんかと比べたりするとやっぱり違うと感じる時もあるが、俺のために作ってくれてるんだか美味い、以外の感想なんてない。

七海「……どう、かな?」

日向「ああ、美味いな。七海、結構料理の才能あるんじゃないか?」

七海「日向くんに喜んでほしいから、別に才能はいらないよ。…でも、褒められるのは、嬉しいかな」

そう言って笑みを浮かべた七海の噛みをそっと撫でる。
気持ちよさそうに目を細める七海に思わず抱き着きたくなるが、何とか自制心を取り戻して食事に戻る。

日向「……うーん、俺はもう少し薄味の方が好みかも知れないな」

七海「そっか、うんありがとう。今度は気を付けてみる」

日向「ああ」

ついでに、簡単なアドバイスも添える。
ただ、美味いって言うだけならだれでもできる。
七海は俺の為に料理を作ってくれてるんだから、俺は美味いって感想だけじゃなくて、どんな味付けが好みなのか、そう行くのも伝えていかないといけない。
本当は批評しているみたいであんまり好きじゃないんだけど、七海のためを思うなら仕方ないだろう。

日向「そういえば七海、今日はどうする?」

基本的に俺達の行動は自由だ。
たまに畑仕事だったりで呼ばれることもあるが、何か用事が無いときは島の中で自由に過ごしていいっていうのがルールだ。
俺と七海は基本二人でのんびり過ごすことが多いので、今日もいつもみたいに過ごすか、という意味で聞いたんだけど…。

七海「今日の午前中は検査があった気がする」

日向「ああ、そういえばそうだっけか?じゃあ午後は一緒に過ごすか」

七海「うん、日向くんは午前中どうするの?」

日向「いつもの場所で釣りでもしてるよ」

七海「…日向くん、そう言って一度も釣ったことないよね」

日向「まあ、いつもぼーっとしてるだけだしな」

七海「分かった。それじゃあ、検査が終わったらそっちに行くね」

日向「ああ、そうだな」

簡単に今日の計画を立て終えた頃、朝食を食べ終えた。


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