過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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◆x/rxoIq2T6
[saga]
2013/09/07(土) 22:10:25.27 ID:L9O6I6or0
ぼんやりと、空を眺める。
平和な空間。
少し前までは絶対に、こんなのんびりとした時間なんて送れなかった。
うーん、どうもぼーっとしてると余計な事を考えちゃうな。
普通に釣りをしたいんだけどな…。
ほら、超高校級の釣り師とか、ちょっとかっこいい気が……しないな。
超高校級。
その言葉は、人の人生を狂わせるし、固定してしまう。
その才能を持って生まれた時点で、その人間には選ぶべき道が無い。
自分の才能だけしか、頼りにできないんだ。
俺は…超高校級という言葉の重みを、知らな過ぎた。
普通の人間であることが、どれだけの可能性を秘めていて、どれだけ尊いものなのか、気付かなかった。
日向「…カムクラ、か」
あのゲームの世界から帰って以来、俺はカムクラの才能をずっと使っていない。
未来機関からカムクラの才能に関するアルバイトが何件か来ていたが、全部蹴ってきた。
だけどいい加減、覚悟を決めないとな…。
この才能に向き合うって、決めたんだ。
カムクラの戦いのときだって、俺は自分自身を見失わなかった。
日向創として、カムクラに向き合って、受け入れよう。
その才能を、人生を。それが俺の、責任でもあるしな。
七海「おーい、日向くん」
日向「……七海か?」
七海「釣れた?」
俺はルアーを引き上げてみてみるが、もう既にエサは食われてしまってる。
日向「今日も0だ」
七海「残念だね」
日向「まあ、そんなほいほい釣れるものでもないさ」
そう言って俺は立ち上がり、水着に着いた砂を払った。
日向「どうだ?検査結果は」
七海「問題ない…らしいよ」
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