過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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283: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/09/07(土) 22:20:11.55 ID:L9O6I6or0


七海「お腹空いたね」

日向「そうだなー、なんか食べる……あ」

嫌なことを思い出してしまった。

七海「どうしたの?」

日向「うーん、いや、そのなあ……」

ものすごく嫌だけど、狛枝と約束しちゃったしな。
このまま放っておいてもいいけど、狛枝も結構本気だったしな。
今回は助けてやるか。

日向「あー、それなんだけどさ──」


七海「舞園さんの部屋は確か…うん、ここだね」

日向「うぉぉ…行きたくない…」

狛枝「それはボクだってそうだよ…というか、ありがとね七海さん。わざわざ付き合ってもらって」

七海「気にしなくてもいいよ。どうせ午後も暇だったし」

日向「暢気だなぁ七海。俺は胃が痛いぞ…」

狛枝「ボクなんか心なしか体調まで悪いよ…」

そんな俺たちなんてお構いなしに、七海は舞園の部屋のインターホンを押した。
無駄に度胸あるよなあ、七海って…。

舞園「やっと来てくれたんですね狛枝さん!……あれ?」

七海「やっほー」

日向「きょ、今日はお邪魔します…」

狛枝「ぐ、偶然……偶然そこで会ってさ!ボクだけ舞園さんの料理を楽しむのもアレかなと思って誘ったんだけど…」

舞園「…………」

舞園は黙り込んだまま、指を顎に当てて思案している。
あれは俺たちの処遇を決めてるとかそんなんじゃないよな。

舞園「……まあ、チャンスはいくらでもありますし」

なんかぼそっと言ってたぞおい。
隣の狛枝を盗み見ると、青い顔で震えていた。

舞園「いいですよ。私なんかの料理でよければ振る舞いますね」

七海「やったね、日向くん。私の料理の勉強になるかもしれないよ」

日向「そ、そうだなぁ……難易度高いゲームだなこれ…」

狛枝「とりあえず今日を生き残れただけ良しとしようかな……」

狛枝の呟きは、どこか哀愁を漂わせていた。


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