過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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333: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/09/19(木) 19:24:04.37 ID:0YHyb5s/0


江ノ島盾子√後日談

「Final Answer」



江ノ島「……チェックメイト」

江ノ島さんが、そう言い放つ。
盤上を見ると、ボクのキングが逃げ場を失っている。
逃げ道を探してみたけど、どうやらボクのキングはどう足掻いてもここから抜け出せないらしい。

苗木「……降参、かな」

江ノ島「んふふ…じゃあ勿論、約束守ってくれるよねぇ?」

苗木「何か一つ言う事を聞く、だっけ?あんまり無茶なことは言わないでよ…?」

江ノ島「誠クンなら楽チンだって!むしろ嬉しいんじゃなーい?うぷぷ」

苗木「…どういう意味?」

すると江ノ島さんはずい、と身を乗り出して目を閉じる。
僅かに突きだされた唇。
艶やかに光り、桃色のそれはあまりに瑞々しく、毒々しく、ボクの瞳に映った。

江ノ島「……キス」

苗木「…う、うん」

ボクだってここまでされて断れない。
ごくりと唾を飲み込み、ゆっくりと唇を近づけていく。

江ノ島「………ん…」

苗木「……」

どれだけ時間が流れただろう。
多分、実際には数秒しかボクと江ノ島さんの唇は触れ合っていない。
でも、ボクにはそれが、永遠のように思えた──。




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