過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「…最終章!」
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◆x/rxoIq2T6
[saga]
2013/09/19(木) 20:10:25.71 ID:0YHyb5s/0
苗木「観覧車…なんてどうだろう。うん、恋人らしいしロマンチックだよね」
ボクは自分の超高校級に匹敵するデートセンスに打ち震えながら、笑みを溢しながら江ノ島さんのもとへと向かった。
苗木「やあ!江ノ島さん」
江ノ島「……んー、おう」
江ノ島さんはだらしない…というか人前にはちょっと見せられない格好でだらんとベッドに寝っころがっていた。
苗木「江ノ島さん、下着姿で過ごすのは止めようよ…ここ未来機関だし、機関員の人に監視もされてるんだよ?」
江ノ島「異議あり!私はシャツを着ている」
苗木「いや、そう言う問題じゃなくて倫理的な問題なんだけど」
江ノ島「なーにー?もしかして嫉妬しちゃってるんですかぁ?うっぷっぷー!」
苗木「…はぁ、もうそう言う事でいいから早く着替えてよ」
江ノ島「しょうがないなぁ…」
江ノ島さんは面倒くさそうに起き上がると、近くに落ちていた服を適当に漁り始めた。
恋人だけど、こういうのを覗くのは趣味が悪いよね…。
どうせご飯も食べてないんだろうし、何か簡単なものを作ってあげよう。
キッチンへ向かう事にした。
江ノ島「んー…ご馳走様でした」
苗木「お粗末様。片付けるよ」
江ノ島「よろしく」
自分で片づけるという発想が無い辺り江ノ島さんらしい。
まあ、いいんだけどね。
江ノ島「しっかし、誠クンって女子力高いよね」
苗木「それ、あんまり褒められてる気がしないけど…」
江ノ島「いやいや、これは超高校級のギャルからのお言葉だよ?そりゃもう激ヤバなわけよ」
苗木「そういえば江ノ島さん、超高校級のギャルだったね」
江ノ島「いや、どっからどう見てもギャルじゃん」
苗木「絶望のイメージが大きいからさ、アハハ…」
江ノ島「んで、今日は何の用なわけ?」
苗木「ああ、それなんだけどさ、観覧車に行かない?」
江ノ島「は?」
苗木「観覧車だよ。カップルで乗る、例のアレ」
江ノ島「誰が?」
苗木「そりゃもちろん、ボクと江ノ島さんだよ」
江ノ島「……乙女か」
苗木「へ?」
江ノ島「いや、何でもない。なんか誠クンって草食系男子ってレベルを超えてるよね。乙女系男子だよね」
苗木「いやいやいや」
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