970:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:28:14.97 ID:Ak1aP7UAO
−−−−
裏山
鷹野「はっ……はっ……!」
そこまで入り組んだ山ではないが、麓から一気に頂上まで登るのはやはり体力がいる。
鷹野は息を切らしつつ、それでも前に、前に歩を進めていた。
対照的に、その後ろを付いて来る小此木は余裕といった表情を浮かべていた。
山狗の総指揮と務める男は頭が切れるだけではなく、やはり身体能力も優秀だった。
小此木「…………」
ふと、小此木が足を止める。
小此木「三佐……先へ行ってください」
鷹野「…………?」
小此木「……少しばかり、この男とやりあわなければならんようですから」
鷹野「…………!」
小此木の言葉を鷹野はすぐに理解し、一人で山頂を目指し進み始めた。
彼女は見たのだ、小此木の視線の先にいた……その男の姿を
赤坂「…………」
1002Res/375.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。