24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 16:46:51.47 ID:i0vNqOgb0
16
幽霊「『彼女の肉もおいしそう』とか言ってたんです」
幽霊「そうですね、変態です」
幽霊「時期が来たら、いずれ私――私たちと同じように食べられてしまうでしょう」
幽霊「だから、これ以上あんな思いする人を出してはいけないから」
幽霊「警告半分、見つけてほしい半分で樋口さんに接触したわけです。触れてはいませんが」
幽霊「…私のせいで彼女が死んだ場合?」
幽霊「その時は…私が責任を持ちます」
幽霊「どうやって? それは……」
幽霊「……」
幽霊「そうですね。すべては樋口さんの判断にゆだねます」
幽霊「彼女が拒否したなら、私はもう関わりません。警告だけして去ります」
幽霊「はい」
幽霊「お気遣いありがとうございます」
幽霊「――もうすぐ朝ですね。寒そうな天気です。もう分からないのが残念ですが」
幽霊「分かりました、よろしく言っておきます」
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