過去ログ - 天井「どうしてここまで来たのだろうな」
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◆n7YWDDtkCQ
[sage saga]
2014/08/03(日) 16:20:01.24 ID:va4NCZXP0
・先週は風邪で頭痛がすると言ったな。あれは嘘だ
夏なんてほろんでしまえ
>>1
です
頭痛が治っても食欲が出ないのでただの夏バテのようです
と言いつつ今日の朝食はピザでしたが。食欲不振(笑)
考えることが多すぎる。
眉間にきつく寄ってしまっていた皺を拳で押し解す。
ソファに居る布束も焦りを隠さず、走りこんできた時のまま髪は乱れ、
普段から座る際には気を付けていると言っていたスカートもぐしゃりと皺になっている。
布束「――ここ最近、友達の声が聞こえるようになったって喜んでたわ。その子はずっと病気で意識不明だったらしくて。
Vexed, ずっと寝たきりだった分のリハビリが進んだら、みんなで遊びに行こうって言っていたの……」
そうか。
以前彼女に木山の方の事情を話したのは春上の入院に付き添った時だ。
その時点では春上の能力が特異的に強化される相手が木山の生徒であることを天井も知らなかったし、
その後は治療の件について詳細な話をすることも無かった。
天井(布束は春上の聞く声と木山が繋がっていることは知らないのだったな。
この状況だ、木山の側と情報は擦り合わせてしまいたいが、布束にどこまで聞かせて良いか……)
布束「Unrelated, 今日のメールはただのお喋りよ。さっきのだけ脈絡なく……っ、Wait a minute.
悲鳴の前に困惑したような声が聞こえたって言ってる」
布束の携帯が何かの曲の頭の一音を再生した瞬間、ピ、と細い指が遮った。
唇を噛んで画面を凝視してはまた忙しなく操作し始める。
天井「今どこに居るかは分かるか?」
布束「聞いてみる。多分家にいるはずだけど……The worst, 今の状態じゃ外を歩くだけでも危ないわ」
天井「可能なら悲鳴の前後で他に分かることを聞いてみてくれ。こちらも情報を探す」
ちら、と視線を寄越して頷く布束を確認してPCへと向き直る。
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