過去ログ - 科学と魔術とその他諸々が交差する時、物語は始まる。（東方×禁書、主に禁書）
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25:三期来いや[saga]
2013/08/13(火) 22:13:06.49 ID:qTWLzn2A0
一方通行は、血まみれで路上に倒れていた。

傍らには、かつて彼の研究をしていた木原数多という研究者がかがみこんでいる。

彼らの視線は、木原の部下、猟犬部隊の隊員達に拘束された打ち止めに注がれていた。

一方通行には知る由もなかったが、その少女は、ミサカネットワークにウィルスを拡散し、ヒューズ・カザキリと呼ばれる天使を具現化させるのに

必要な、媒介の役割を持っていた。

一方通行は歯を食いしばった。

この時を逃せば、目の前の少女は永遠に失われる。彼は直感的にそう思った。

一方通行「ラストオーダァアアアアアアアアーーーッッッッ！！」

渾身の力で腕を振り上げ、アスファルトに叩きつける。空気が駆け抜けた。

突風は猟犬部隊を蹴散らし、打ち止めをさらい飛ばした。

そして、それと同時に。

純白のシスターが、一方通行が再び倒れ伏せるのを目撃した。


（これからの展開上、ここの場面は禁書原作とほぼ同じ内容です。）

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