過去ログ - 科学と魔術とその他諸々が交差する時、物語は始まる。(東方×禁書、主に禁書)
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34:三期来いや[saga]
2013/08/15(木) 21:29:29.09 ID:hQI5/aDH0
一台の車が停車していた。運転席では背中を刺された猟犬部隊からの脱走者が呻き、後部座席では一方通行が禁書目録と呼ばれるシスターに指示を

出していた。

一方通行「・・・・・そンで、病院に着いたらカエル顔の医者にミサカネットワーク接続用電極のバッテリーを用意しろと伝えろ。」

インデックス「わかったよ、ミサカネットワーク接続用でんきょ…」

突然言葉が途切れた。一方通行が彼女のほうを見ると、純白のシスターは夜空を見上げていた。一方通行もそちらに目を向ける。

人が三人、飛んでいた。

一人は赤と白の和服らしき衣服、もう一人は青のワンピース、そして最後の一人は絶対に見間違いようのない、男物のワイシャツを着た、検体番号

20001号のクローン少女だった。一団はそのまま、病院の方角へ飛び去った。

一方通行「……おいクソガキ、やっぱ車に乗れ。」

インデックス「り、了解なんだよ。…さっきのは、聖人ほどではないにしろ、かなりの高速移動をしていた。神の右席以外にも、この街に魔術師が

来てるかも知れないんだよ。」

一方通行「おい、車出せ。病院のほうに向かえ。運が良けりゃあ、そこでお前は開放かも知れねぇぞ。」

運転手に言いながら、彼は考える。

一方通行(今日はアンラッキーディとしか思えなかったが、そォでもねェな。もしかして、流れは意外とこっち向きかァ?)


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