過去ログ - 白坂小梅「め、目を瞑ってみて…」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 00:19:21.01 ID:CyCLCfbOo
と、
「!」
師匠が足を止めた。
僕もそれに従う。
僕らの前にあの子供がいた。
「こいつが"あの子"か」
緊迫した師匠の声に肯定を返す。
子供はにこにこと笑っている。
「師匠」
「黙ってろ。こいつが子供だって? そんなわけないだろ」
ぶつぶつと呟くような師匠の言葉に疑問を覚える。
子供じゃないのか?
いつかのお通夜で出会った少女のように、その姿のままではないではないということか。
どろどろと滲みだすように、子供の頭上に暗闇が広がる。
ぼお。ぼお。
暗闇が呻く。気持ち悪い。頭ががんがんする。
なんだあれは。
あれが子供の正体なのか?
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