過去ログ - 「私は喰らい、殺されるしかない」
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9: ◆TCpxQXylEs[saga]
2013/08/12(月) 15:50:26.61 ID:fbZQPxHSO
深夜2時を回る頃、少女は冷蔵庫にしまった肉の一部を取り出し、棚から香料を取り出し。
いわゆる「料理」を始めた
まず、人間離れした握力で肉を強く握り、タッパーの中に血を搾り出す。
そしてその血と黒い葉を火にかけ、その間に肉を切る。
材料が人肉になっただけで、料理というものは暗黒の儀式となる。
異様な空気の中、13歳の少年だった肉は焼かれ、煮られ、3時を回った頃にはもはや牛や豚と同じようにただの食物と化していた。
「いただきます」
この少年がどういう人生を歩んできて、どういう人と関わり、今、食べられている……それを想像するだけでゾクゾクする
食屍姫は恍惚とした表情で食事を続けた。
彼女にとって、人を食う事は食事であり、性行為であり、儀式であり、生きる事なのだ。
宴は料理を完食する事で終わりを告げた。
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