過去ログ - ペリーヌ「2人のベッド」【ストパン】
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 21:40:38.46 ID:zyjvQgFk0
「はは、そうふくれんなってペリーヌ。風船みたいダゾ」

「むー……」

「……ペリーヌの髪、私は好きだぞ。なんか綺麗で繊細なのに、実はしっかりとしてて、貴族みたいだなって思う」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 21:41:32.88 ID:zyjvQgFk0
「ほら、なんて顔してんだよ、もう。眼鏡とっちまうぞ、ペリーヌ」

「あ、ちょっと乱暴に……」

「へへっ、ペリーヌ〜♪」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 21:44:30.21 ID:zyjvQgFk0
「はー、和む〜♪ やっぱ疲れた時はこれに限るな〜」

「人をなんだと思ってますの?」

「んー? ペリーヌは和まないのか〜?」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 21:46:50.72 ID:zyjvQgFk0
「そうですわね……まあその、相談することでもありませんし」

「なんだよー、冷めたのか?」

「そんなことありませんわ」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 21:47:45.15 ID:zyjvQgFk0
少し間が空く。
夜の帳がさっと身近になって、風の音が耳に入ってくる。


「ん……」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 21:50:05.48 ID:zyjvQgFk0
「ペリーヌ……」

「何ですの?」

「……お前、やっぱ胸ちっさいよな」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 21:52:45.37 ID:zyjvQgFk0
「……ペリーヌ?」

「……何ですの?」

「私さ、不安なんだ……」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 21:54:10.86 ID:zyjvQgFk0
「なあペリーヌ……」

「なんですの?」

「お前が……サーニャだったらなぁ」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 21:58:04.98 ID:zyjvQgFk0
そう来ますの。
彼女は部屋に戻らなくてはいけない。
だってサーニャさんが夜間哨戒を終えて、帰ってくるのですから。

あの子が帰ってくる部屋に、彼女はいなくてはならない。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 21:59:36.62 ID:zyjvQgFk0
目を瞑る。
けれど彼女は帰らない。
彼女は本当に、私が眠らないうちには帰らないのだ。

それが何の主義かは分からないけれど、私は少し嫌がらせをすることにする。
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 22:01:02.94 ID:zyjvQgFk0
チリリリリリリリリリリリ………

耳慣れない音で目が覚める。
けれど全く知らないわけじゃなく、ぼやけた視界の中に眼鏡を探す。
あった。
以下略



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