過去ログ - ペリーヌ「2人のベッド」【ストパン】
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 21:15:10.09 ID:zyjvQgFk0
同室の同僚達に伝えると、さも残念そうに眉をハの字にする豆狸と、怒られたような表情を浮かべるリーネさん。
宮藤さんには「清々しますわ」と、リーネさんには「こんな些細なことで移ろう関係ではありませんわ」と言って、荷物を移し替えた。

独りの時間が欲しかったのは正直なところ。
同年代とはいえあの子達は、誰かといる時間と独りでいる時間が、まるで砂糖とコーヒーのように引きたて合うことを、まだ知らないんですのね。

……とはいえ、誰の寝息が聞こえることもない部屋が、寂しく感じられたのは事実。
それはそんな時期のこと。
あの躾の悪い黒狐が、ベッドに潜り込んでくるようになったのは。





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