過去ログ - 絹旗「当麻と安価で過ごす日々は」上条「かけがえのない思い出になる」
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819: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2013/08/26(月) 23:56:41.34 ID:uloWS3230
食蜂『私たちは手をつなぎながら並んで歩いていたわ』

上条『途中、何人か大人とすれ違ったけど、全部気にしなかった』

食蜂『当麻さんは強くなったわ。この一年で見違える程』

上条『相変わらず不幸だったけど、それで落ち込むことは殆ど無くなった』

食蜂『だから私は安心しきっていたのかもしれない』

上条『帰り道の途中、僕たちはある公園に寄った』

食蜂『私たちが初めてであった場所。いわば始まりの場所』

上条『そこには綺麗な花がたくさん咲いていた』

食蜂『当麻さんはそこで私に小さな指輪をくれた』

上条『花を結んで作った、小さな小さな指輪だけどね』

食蜂『それでも、やっぱり嬉しかったわ』

上条『僕はそれをみさきちゃんの左手の薬指につけてあげた』

食蜂『当麻さんはこの指に指輪をつける意味を知らないだろうけれど、当麻さんとの繋がってる形として残っていた』

上条『そして…僕は「右手」で彼女の左手をとる』

食蜂『私はそんな彼の「右手」を握る』


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