過去ログ - 絹旗「当麻と安価で過ごす日々は」上条「かけがえのない思い出になる」
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825: ◆9j5zFY8NO2[saga]
2013/08/27(火) 00:13:55.91 ID:rnjRh0AF0
食蜂『最初は何が起こったのか分からなかった』

上条『僕は目の前の光景が信じられなかった』

食蜂『横からきた強い衝撃と、めまぐるしく変わる景色』

上条『みさきちゃんが車にはねられ、地面を何回もはねる』

食蜂『ようやく止まった時には、体の感覚が殆ど無かった』

上条『みさきちゃんがはねた場所には、血の跡がある』

食蜂『私は、自分の体が冷たくなっていくのを感じていた』

上条『急いでみさきちゃんの元へ向かう。でも…みさきちゃんを呼んでも返事は返って来ない』

食蜂『濁る視界から見える景色は…当麻さんの…初めて会ったときに見たような、絶望の顔』

上条『揺らしてもピクリとも動かない。どんどん流れてくる血。どんどん冷たくなっていく体』

食蜂『大丈夫、心配ない。そう言おうとしても…声が出ない…』

上条『僕は必死に叫んだ。誰か助けて!って…でも』

上条『僕のことを知っている大人達はみんな…遠目で見てるだけだった…』

食蜂『ダメだ、このままではまた当麻さんが元の…あの頃の当麻さんに戻ってしまう』

食蜂『そう思った私は…消えていく意識の中で、最後の力を振り絞って…能力を使って、救急車を呼ばせた…』


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