過去ログ - 王様「もしかしてそなたはいといいえしか喋らない……?」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 00:31:45.67 ID:rCV5EQNH0
勇者「はい」

王様「そうか……しかし、それでは旅の仲間とうまく意思疎通ができないのでは?」

勇者「いいえ」サラサラ

王様「ふむ、筆談か…」

王様(なんでそこまでして喋らない)

王様「しかし、それでは戦闘中に、素早く指示ができないのでは?」

勇者「………」

王様「まぁ致し方あるまい。勇者を封印したそなたの祖父も、寡黙な男だったと聞いておる。」

王様「なにせ勇者の血筋はそなた一人しかおらん。魔王が目覚めた今、世界の命運はそなたの両肩にかかっておる」

王様「頼んだぞ!勇者よ、魔王の城へ向かい、魔王を倒すのだ!!!」

勇者「はい」

王様(そこはせめて「はい!」にしてほしかったんだが)


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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 00:33:38.46 ID:rCV5EQNH0
−酒場にて

店主「やあ勇者様。話は聞いてるぜ。お仲間をご所望かい?」

勇者「はい」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 00:35:56.60 ID:rCV5EQNH0
盗賊「勇者さんって、レベル幾つなんですか?俺は2なんですけど」

勇者「……」サラサラ

盗賊(なんで筆談?)
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 00:36:46.32 ID:rCV5EQNH0
僧侶「勇者様が来るまで、お役にたてるようにがんばってたんですよぉ」

盗賊「だからって68って……なにをどうしたらそんなに上がるんだ……」

魔法使い「……ん?あんたって、外で魔物倒してレベル上げてたってことでいいの?」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 00:37:52.81 ID:rCV5EQNH0
―街

盗賊「いやー、いい買い物ができた」

魔法使い「二万ゴールドもありゃあ当分買い物には困らないとみていいね」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 00:39:04.12 ID:rCV5EQNH0
魔法使い「くだんねー。不自由だから喋れや」

勇者「いいえ」

魔法使い「あ゛!?」プッツーン
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 00:50:05.89 ID:rCV5EQNH0
盗賊「さて、今からどこ行きましょう?」

魔法使い「こっから魔王城に向かうってーと……海渡らんといかんのか」

盗賊「そうなると、西にある港町がとりあえず目標だな」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 00:57:35.72 ID:rCV5EQNH0
―フィールド

勇者「……」ズバズバッ!!

魔法使い「燃えろ燃えろ!!!!」ゴオオオ
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 01:02:49.54 ID:rCV5EQNH0
−ドラゴンの棲む山

魔法使い「着いた!」

勇者「はい」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 01:05:31.21 ID:rCV5EQNH0
−ドラゴンの棲む山頂上

魔法使い「ここか……」

勇者「はい」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/13(火) 01:05:36.08 ID:QmOrKCcO0
ドラ○エの主人公だと「どんどんいこうぜ」とかの作戦は喋れるけどこの勇者はそれも出来ないのか


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/13(火) 01:11:20.75 ID:CX3ndRRDO
>>11
わざとかもだけどガンガンな

なんだこれはって思ったけどなんか面白い……期待
投下早いしありがたい


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 01:15:04.34 ID:rCV5EQNH0
−商業の街

盗賊「……結局ドラゴン居なかったな」

魔法使い「なんにせよ疲れた!宿屋宿屋!」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/13(火) 01:18:48.16 ID:QmOrKCcO0
>>12
間違えた、恥ずかしい…
俺も期待


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 01:19:42.77 ID:rCV5EQNH0
―朝

魔法使い「ああ!良く寝た!」

盗賊「今日はどうしますー?」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 01:23:47.25 ID:rCV5EQNH0
−酒場

男「砂漠の城へ行く?じゃあ気を付けた方がいいぞ、地下洞窟にはゴーレムがいる。」

魔法使い「楽勝楽勝」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 01:26:13.14 ID:rCV5EQNH0
―民家

女「砂漠の城?あそこは確か、旅人の入場を拒むって聞きましたけど……まあ、勇者様なら大丈夫でしょうね」

女「それよりも聞きました!?ドラゴンをたった一人で、素手で倒した男のお話!」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 01:32:34.84 ID:rCV5EQNH0
−町長の家

町長「砂漠の城、ですか?あそこは、たしかひどく物価が高いとか……」

盗賊「大丈夫大丈夫」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 01:39:24.13 ID:rCV5EQNH0
町長の娘「砂漠の修練所?そういえば、昔の勇者様もそこで修行をしてすごい技を身に着けたとか……」

魔法使い「新技!?いいねいいね、血肉が躍るね!」

町長の娘「それよりも聞いてよ英雄の話!」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 01:42:37.02 ID:rCV5EQNH0
−宿屋

盗賊「結局、八割がたは僧侶ちゃんの話だったな」

僧侶「私男じゃありませんよ!」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 01:48:18.28 ID:rCV5EQNH0
お話に合わせるというか区切りができたのでとりあえず今日はこんなもんで。

毎日こんぐらいのペースで時間があまってりゃいっぱい書きます……

誰も見てくれてないかと思ったら見てくださってるんですねよかったー


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