過去ログ - 俺の彼女とクラスメイトが修羅場すぎる。
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/13(火) 01:05:59.90 ID:x9E1IWKI0
-昼休み-
俺と雪ノ下は昼食を摂るのに最適なベストプレイスに来ていた。
「はい、八幡。今日のお弁当よ。」
料理上手な雪ノ下の作る弁当は毎日とても美味しい。
寝不足で体調が悪くても全部食える。何ならその後気力全部回復するレベル。

「おう、今日も美味そうだな。」

「はい、あーん」
雪ノ下は最初の一口はよく食べさせようとする。
こういうこと嫌いそうなイメージだったのに実は大好きだとか・・・
ギャップも・・・いや、萌えはしないな。ただのギャップだ。

「いや、自分で食うからいいって・・・」

「いいじゃない、ほら。私は八幡の嫁なのだし。照れることないわ。」
一度断っても食い下がらない時は無駄だ。
まあ結局、100%食べさせてもらうことになるのだが・・・。

「わかったよ。ほれ。」

「はい、あーん。どう、美味しい?」

「ああ、すげえ美味しい。」
そう言って雪ノ下の頭を撫でてやる。

「八幡・・・その・・・私にも・・・。」

「はいはい。ほれ、あーん。」
俺は適当なおかずを取り、それを雪ノ下の口に入れる。

「うん。おいしい。」

「まあお前が作ったやつだしな・・・。」
最近では場所がどこであろうとここまでが恒例行事。
というか、もうやらない日を探す方が難しいくらいになった。

「あー!やっぱりここに居たー!」

後ろから声が聞こえた。もうだいたい誰かはわかっている。

「もー、置いてかないでよヒッキー!探しちゃったじゃん。」
声の主は由比ヶ浜。雪ノ下の由比ヶ浜対策で俺達は昼食場所をころころ変える。
その為、由比ヶ浜がやってくるのは少し遅れる。

「由比ヶ浜さん。なぜあなたがここにいるのかしら。私と八幡の時間を邪魔しないでもらえるかしら。」

「いーじゃんいーじゃん、私気にしないし。ヒッキーとご飯食べたいし!」

「私と八幡は気になるのだけれど・・・。特に私は。」

由比ヶ浜がやってきてからは雪ノ下が何か言い、由比ヶ浜がよくわからん返しをする。
この流れがもうすでに定着しつつある。
昼休み、心が休まる時などない。学校ではもう授業中が一番心休まる時だろう。



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