過去ログ - 男「俺だって普通に恋したい」　幼「知ってる」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 12:43:09.21 ID:tRr8uKNj0
男「だが俺は周りに恋に興味が無いと思われているらしい」

幼「そりゃお前、私と女以外の女子とは碌に話せないし、男子から好きな奴聞かれてもいないって答えるし、女子との浮いた話も一回もないし」

男「だって」

幼「だってじゃねぇよ！ 簡単に言えばお前が恋愛できないのはどう考えてもお前が悪い」

男「く、俺の苦悩も知らないで」

幼「私だって彼氏なんてできたことねぇよ」







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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 12:52:28.51 ID:tRr8uKNj0
幼「でも、必要と感じるかどうかだろ？」

男「しかしだな、俺達もう高３だぞ？ 彼氏彼女出来たことないのなんて俺達だけじゃねぇのか？

幼「いや、なかには学生の分際で彼氏彼女を作るなぞ惰弱！ とか思ってる奴もいるかもしれないじゃん」
以下略


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 13:01:17.65 ID:tRr8uKNj0
幼「それは置いといてだ。今から彼女を作るとなるとかなり厳しいぞ」

男「何で？」

幼「はぁ！？ そんなこともわからんのか。今は夏休みの真っ只中。それに私達高３は大学受験を控えてるから勉強漬けだ。九月からアプローチを掛け始めるとしても卒業まで間に合うかどうか」
以下略


4:ボクっ娘クーデレ幼馴染は最強の３属性 ◆CmDoy6mPY2[saga]
2013/08/13(火) 13:04:05.95 ID:QmOrKCcO0
やった、幼馴染スレだ！

5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/13(火) 13:05:51.20 ID:QmOrKCcO0
コテとsage忘れてた、すいません

6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 13:07:09.85 ID:tRr8uKNj0
男「まあ、それなりには」

幼「それなりじゃねえだろ。昼休みは外でサッカーして、次の授業に汗だくで参加する。これのどこがそれなりだよ」

男「元気にサッカーしてりゃモテるかなーって」
以下略


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 13:14:31.45 ID:tRr8uKNj0
幼「……そ、そうか」

男「でもさ、俺とあいつは運命の選択によって引き離されているんだ！ 彦星と織姫のように」

幼「そういや、お前ら小学校の頃から一回も同じクラスになったことないよな」
以下略


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 13:26:46.76 ID:tRr8uKNj0
男「当たって玉砕するのと避けて後悔するはどっちがいいと思う？」

幼「そりゃ当たって包まれるのが一番だろ」

男「そりゃそうだ。でもさ、俺とあいつじゃ釣り合わないよ」
以下略


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 13:34:08.43 ID:tRr8uKNj0
男「料理がダメなら何の努力をすればいいんだよ？」

幼「そりゃお前、乙女心を学ぶとかさ」

男「無理。そういうの無理」
以下略


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 13:50:09.65 ID:tRr8uKNj0
幼「じゃ、じゃあ窮地から救って一発で惚れさせるとかぁ！？」

男「窮地に陥ることがまず無いよね。それに例え本当に窮地に陥ったとしても俺がその場に居合わせる確率なんてほぼゼロに近いし、もしそれを狙ってるんならそれは単なるストーカーでしかない」

幼「くぅ、じゃあ雨の日に相合傘で一緒に二人で帰るとか」
以下略


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 14:09:34.78 ID:tRr8uKNj0
幼「おい」

男「あ、何だよ？」

幼「いいのか、それで」
以下略


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/13(火) 14:18:01.26 ID:t6BHdBHn0
みんな幼馴染SSだぁ!!　ワーショイ!!　ワーショイ!!

13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 14:20:18.72 ID:tRr8uKNj0
幼「もう、練習が終わる。覗いてないで帰るよ」

男「ああ、そうだな」

幼「……お前さ、何で女が好きなんだ？ 胸か？」
以下略


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 14:25:18.92 ID:tRr8uKNj0
男「別にそれだけが理由ってわけでもないけどさ」

幼「……」

男「幼？」
以下略


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 14:39:40.66 ID:tRr8uKNj0
×らしい

○と言っていた

16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 14:45:34.95 ID:tRr8uKNj0
幼「お前、ほんとにメンタル弱いよな」

男「そうだよ、俺のメンタルは豆腐を通り越してヨーグルトだよ」

幼「全く、頑張れよ。ほんとに」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 15:05:50.59 ID:tRr8uKNj0
男の部屋

男「むぅ、女に片想いし続けて早八年。幼にはああ言ったが俺ももうこの関係に終止符を打つべきなのかもしれない」

男「不幸なことに俺は一人っ子。恋について相談できる相手が家にいない」
以下略


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 15:45:11.96 ID:tRr8uKNj0
男「もういい。これはもういい。俺の思考回路がどれだけねじ曲がってるかよくわかった」

男「彼女……か」

男「幼もあんな喋り方だけど女の子なんだよな。あいつを彼女にする奴は大変だろうな。絡みやすい奴ではあるが」
以下略


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 15:55:15.51 ID:tRr8uKNj0
幼の部屋

幼「うおおおおお！ ふぉおおおおお！」

幼妹「お姉ちゃん、うるさいよ」
以下略


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 16:24:59.56 ID:tRr8uKNj0
男「暑い、うん暑い。俺は宿題なんてすぐに済ませて長い夏休みを過ごすタイプなんだが」

幼「まぁまぁ、馬鹿な私に教えてくれよ」

男「お前、英語だけは俺よりできるだろ」
以下略


21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/13(火) 16:49:38.99 ID:tRr8uKNj0
幼「（くっそ、今更ベッドから降りて私の隣に座って教えて欲しいですとは言えない。国語は割と得意な方だし苦手な社会でどうにか奴をこっちまで引き寄せられないか。とりあえず難しそうな最後の問題を）」

幼「じゃあ次行くな。えっと、足利尊氏の子、基氏は関東地方に下向し鎌倉公方足利家を起こした。基氏は尊氏の何男か」

男「え、ああっとなぁ。えっと」
以下略


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