過去ログ - 春原「なあ、岡崎。なんとかして坂上智代を僕に惚れさせる事って出来ねえかなぁ」
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322: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/10/14(月) 15:08:14.43 ID:bgVvAxoIo
春原「……どうして僕のおかげなんだよ。僕は……お前の力になれるようなことなんてなんもやってねえぞ」

智代「わかっている。おまえは、不器用な男だからな。わたしを突き放すことで、頑張って欲しかったのだろう?」

春原「……知った風な口を聞くんじゃねえよ」
以下略



323: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/10/14(月) 15:09:12.90 ID:bgVvAxoIo
智代「わたしも、こういう経験は初めてなんだ。だから、不器用でも、不格好でも、こういう風にしか言葉に出来ない」

そこで一呼吸置き、智代は真っ直ぐな目で僕の顔を見る。

智代「やっぱりわたしは、春原陽平という男が好きだ。改めて、お前に側にいて欲しいと思う」
以下略



324: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/10/14(月) 15:10:12.75 ID:bgVvAxoIo
春原「いいよ、負けた」

今の智代は……。

春原「僕も、好きだよ。坂上智代っていう子が、ね」
以下略



325: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/10/14(月) 15:10:59.08 ID:bgVvAxoIo
そうして、僕と智代は。

予鈴のチャイムが鳴り響く桜並木の下で。

口づけを交わした。


326: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/10/14(月) 15:12:26.82 ID:bgVvAxoIo


これは、後から聞いた話だけど。

あの時桜並木の側にいた業者の人らしき数名の人物は、伐採の業者の人ではなかったらしい。
以下略



327: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/10/14(月) 15:13:19.58 ID:bgVvAxoIo
そうして、全てが片付いた翌日。

春原「……どうして僕の部屋にいるんですかね……」

智代「おはよう、陽平」
以下略



328: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/10/14(月) 15:15:23.65 ID:bgVvAxoIo
智代「どうだ、陽平?おいしいか?」

春原「……うまい」

智代「そうか、よかった」
以下略



329: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/10/14(月) 15:16:24.45 ID:bgVvAxoIo
春原「つーか、僕の実家って東北の方なんだけど?」

智代「そうなのか?」

春原「高校卒業したら、僕東北に帰っちゃうよ?この町で仕事探すの、僕の成績じゃ大変だろうし」
以下略



330: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/10/14(月) 15:19:50.63 ID:bgVvAxoIo
春原「……相変わらず僕の意思は無視なんすね」

智代「当然だ。だって、お前が好いてくれたわたしは……」

……ああ、そうだよ。
以下略



331: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/10/14(月) 15:22:01.56 ID:bgVvAxoIo
以上で、投下終了です
智代と春原がくっつく話は、前々から書いてみたいなぁと思っていたので、今回こうして完結まで書けてよかったです
最後まで付き合ってくれた方、ありがとうございます
それでは、またどこかのSSスレにて会いましょう


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