過去ログ - 春原「なあ、岡崎。なんとかして坂上智代を僕に惚れさせる事って出来ねえかなぁ」
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49: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2013/08/15(木) 08:07:06.62 ID:razfY4ALo
智代「何度言わせるつもりだ。早く飲め。遅刻してしまうぞ」

どうも釈然としない何かがあるが、せっかく作ってくれた味噌汁だ。

学校に遅刻するのは構わないが、この味噌汁は冷める前に飲ませてもらった方がいいかもしれない。

春原「い、いただきます……」

恐る恐るお椀を手に取り、やはり恐る恐る口へと運ぶ。

春原「……ズズ……」

智代「どうだ?おいしいか?」

春原「ひ、非常に美味ですっ!!」

実際は緊張して味なんてちっともわからんけど。

そう言っておかないと何をされるかわかったものじゃない。

智代「そうか、よかった、口に合ったようで」

そう言って、智代は笑顔を浮かべる。

春原(……笑ったら、ちょっとは可愛いじゃん)

ふっと湧いたそんな言葉は口には出さず、味噌汁と一緒に飲み込む。

二度目に含んだ味噌汁は、少しだけ味がわかった気がした。


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