過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
1- 20
478: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/27(火) 22:26:04.18 ID:qnnK4ylgo

京太郎「随分と綺麗だったんで最初、気づきませんでしたよ」

京太郎がそう言うのも無理は無い事だろう。
勿論、普段のまこもまた美少女に類するのではあるが、どうにもその魅力を押さえ込んでいるのだ。
敢えて自分を控えめに見せているような彼女は、どうしても地味という印象を拭えない。
しかし、今のまこは華やかで決して見るものに地味さの欠片も感じさせないものだった。
まこ自身は知らなかったものの見慣れぬ美少女に声をかけようとした男は何人もいたのである。

まこ「そ、それは嫌味か…?」

しかし、そんな事も知らないまこはそれを素直に受け止める事が出来ない。
彼女にとって自分は地味な女で、こうしてお洒落をしても滑稽な印象を拭えなかったのだ。
それなのにこうして褒められてもひねくれた受け止め方しか出来ない。
勿論、京太郎がそういう事を進んで言うタイプではないと分かっていても、可愛げのない言葉を返してしまうのだ。

京太郎「まさか。本心ですよ。マジで可愛いです」
まこ「う…」

勿論、京太郎はそんなまこの感情など分からない。
彼にとって染谷まこという先輩は誰よりも頼りがいがあり信頼出来る先輩なのだから。
まさか本気で拗ねているとは欠片も思わず、そうストレートに可愛いと称す。
それにまこが言葉を失うのはそう言って褒められる事にまったく慣れていないからだ。
常連の冗談交じりのものとは違う本心からの賛辞に彼女の頬は赤くなり、その顔が小さくうつむく。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1062.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice