過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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492: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/28(水) 00:00:54.88 ID:HiRNbihco

まこ「(まったく遠慮しいもほどほどにせんと…可愛げがなくなるぞ)」

そう思いながらも、まこにとって京太郎は可愛い後輩だった。
その見た目や口調こそ軽そうなものの、彼が真面目で麻雀に対しても真摯なのは知っているのだから。
自分が誘ったアルバイトでも一生懸命、戦力になろうと頑張っている彼が、まこにとっては可愛くて仕方がない。
他の一年生たちが手のかからなかったり、ちょっぴり生意気だったり、自分よりも強かったりで余計にそう思える。

まこ「(まぁ、恋愛対象には絶対にならんじゃろうが)」

可愛いとは言ってもそれはあくまでも後輩に対するものだ。
勿論、恋愛対象としては悪い相手ではないと分かっているものの、そう見る事は出来ない。
それは既にまこにとって京太郎の位置が後輩にカテゴライズされてしまったからだ。
まるで手のかかる弟のような相手に恋愛感情を抱くほど自分は夢見がちなタイプではない。
京太郎が自分に対して似たような事を思っているとはつゆ知らないまこはそう思いながら肩を落とした。

京太郎「じゃ、次は染谷先輩の買い物っすね」
まこ「う…」

そんな彼女の耳に届いた京太郎の声にまこは小さくうめき声をあげる。
正直、まことしてはこのまま家に帰るルートが一番、気が楽ではあったのだ。
麻雀の道具であればまだこっちも先輩風を吹かす事が出来るが、京太郎のそれは善意で言ってくれているものなのだから。
異性からのプレゼントなんて殆ど貰ったことがないまこにとってそれはむず痒さを覚えるものだったのである。



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