過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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511: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/29(木) 23:27:37.19 ID:kMo0/TDco

京太郎「染谷先輩は何か好きなご当地キャラとかいないんですか?」
まこ「ぅ…」

しかし、そのマグカップを棚に戻りながらの京太郎の言葉にまこは言葉を詰まらせてしまう。
勿論、彼女とてご当地キャラの幾つか位は知っている。
とは言え、誰か特定のキャラに愛着を持てるほど、情報を得ている訳じゃない。
それは彼女の実家が雀荘で、まこが経費削減と人手の為にバイトしているという事も無関係ではなかった。

まこ「わしはあんまテレビとか見んしなぁ…」
京太郎「あー…」

ポツリと呟かれるまこの言葉に京太郎は言葉を詰まらせる。
まこの実家でアルバイト初めて分かったが、彼女の一日は決して楽なものではない。
部活がある時はまだましではあるが、実家の手伝いをしている時は夕食を食べる暇がないくらいなのだから。
終わるのも夜中と言っても良い時間で、それからは宿題や明日の準備もあるだろう。
最近はそれに加えて麻雀の特訓までやっているのだからテレビを見ている暇などあろうはずがなかった。

京太郎「んじゃ…別のところ行きますか」
まこ「え…?」

それを感じ取った京太郎はあくまで軽い調子でそう言った。
それにまこが驚きの声を返すものの、彼は軽い笑みを崩さない。
勿論、その内心はまったく配慮が足りていなかった自分への自嘲の感情がふつふつと沸き上がってきている。
しかし、そんなものを表に出したら余計、まこの居心地が悪くなってしまうのは目に見えているのだ。



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