過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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532:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/30(金) 22:30:52.23 ID:cXW/SLN8o

まこ「(ぅ…わ、わしは…わしはなんて事を…)」

そして、そんな自分の反応にまこは後悔を抱いていた。
完全に思考を停止させていた自分を呼び起こす為に京太郎が触れてくれたのはまこにだって分かっているのである。
しかし、あの瞬間の彼女にはそんな状況判断が出来るはずもなく、突然触れた男の手に驚愕していた。
自分とは大きさも硬さも違うそれにまこの脳裏に映画の内容がフラッシュバックし、ついつい拒絶するような反応を示してしまったのである。

まこ「(そう…男の…男の…手…)」

まこにとって京太郎はあくまでも後輩であった。
男として意識した事は殆どなく、精々が弟程度のイメージでしかない。
しかし、あの一瞬の自分は明確に目の前の彼の事を男として認識し、受け止めていた。
それに恋に盛ったケダモノのようだと自嘲を浮かばせながら、まこはそっと肩を落とす。

京太郎「あー…とりあえず…さっきの映画のグッズでも見ます?」
まこ「ぅ…」

そんな彼女を現実へと引き戻したのは、京太郎の冗談めかした言葉だった。
勿論、それにまこがうなずけるかと言えば、決してそうではない。
そもそも最初の濡れ場で思考が半ばショートしていた彼女は、シナリオの殆どを覚えていないのだ。
全体的なストーリーが比較的王道ではある事くらい分かっているものの、細かい内容までは覚えていない。
彼女の中で最も鮮烈に残っているのは汗を浮かばせた男女が絡みあい、睦み合う濡れ場であったのだ。



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