過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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543: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/08/30(金) 23:54:21.56 ID:cXW/SLN8o

まこ「さ。もう払ってしもうたんじゃし、好きなだけ食え」
京太郎「…うっす」

そう笑うまこに京太郎は謝罪したい気持ちで一杯だった。
しかし、ここで謝罪したところで、まこに変な気遣いをさせてしまうだけなのは目に見えている。
謝罪するのはまた後にして、今はさっきの経験を次に活かせるように心に留めておくだけにしよう。
そう思った京太郎はスタスタとテーブルへと近づき、皿に色取りどりのケーキを並べていく。

京太郎「おぉ…おぉぉぉ…おぉぉぉぉ…」

一つ一つを皿に並べる度に京太郎の口から感嘆の声が漏れる。
何せ、そこに並んでいるのは一口サイズの小さなものとはいえ、色とりどりのケーキなのだ。
基本のショートケーキを始め、季節のフルーツを使ったパイも並ぶその光景は甘党の彼にとって天国もいいところである。
自然、そのテンションはうなぎのぼりになり、ウキウキとそれらを取っていった。

まこ(おーぉー…また嬉しそうにしちゃって…)」

そんな京太郎の様子を近くの席から見つめながら、まこはクスリと笑った。
勿論、彼女とてスイーツそのものには興味があるが、ついさっきハンバーガーやポップコーンを食べたばかりでは色々と厳しい。
それに一口サイズとは言え、ケーキのカロリーそのものは決して馬鹿にならないのだ。
決して食べない訳ではないにせよ、もうちょっと時間が経ってからにしよう。
そう思う彼女の元へ京太郎が戻ってきた時にはその皿には色とりどりのケーキが並んでいた。



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