過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/03(火) 21:55:36.00 ID:JlgDRo1Ao
まこ「じゃが、その代わり…お前もじゃ」
京太郎「え?」
まこ「お前もそうやって卑下するのはやめぇ言うとるんじゃ」
そうやってまこが言うのは、京太郎が自分の力不足ばかりを気にしているからだ。
勿論、彼はまだアルバイトも麻雀も初心者で、決して実力者とは言えないだろう。
だが、初心者は初心者なりに頑張っている事がまこには伝わっているのだ。
実際、雀荘での彼の評判は悪くはなく、そして麻雀に関してもメキメキと強くなっている。
経験上、多くのアルバイトや麻雀初心者と接してきたまこから見ても、その成長速度は上出来と言っても良いものだった。
まこ「(それなのに京太郎はお礼だのと言ってわしを連れだして…)」
ここまで来たら京太郎の思惑がただお礼をしたいだけではない事くらいまこにだって分かっていた。
この後輩は切羽詰まった自分の息抜きに、こうして外へと連れだしてくれた事になんとなく気づいていたのである。
だが、それが彼の理由の全てじゃないのもまた彼女には伝わってきていた。
執拗に自分に対して奢ったりしようとしていたのは、京太郎が日頃迷惑をかけていると本心から思っているからだろう。
まこ「お前はよぉやっとる。それはわしが保証するけぇ、もうちぃと自分を信じてやりゃええ」
京太郎「あ…」
まこの言葉に京太郎はなんと返せば良いのか分からなかった。
自分の言った言葉がそのまま返ってくる感覚は、何ともこそばゆく、そして恥ずかしい。
しかも、まこが先にそれを受け入れた以上、反論する事も出来なかった。
先輩が先輩らしいオトナの対応を見せた今、男である自分だけ嫌だなんて言う訳にはいかないのである。
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