過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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602: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/03(火) 22:54:01.31 ID:JlgDRo1Ao

京太郎「あぁ、そう言えばそろそろでしたっけ」

そう言う自分を京太郎は意外に思った。
娯楽と呼べるものが少ないこの辺りにとって、それは珍しいイベントなのである。
毎年、彼はそれを心待ちにしていたし、軍資金を得る為にコツコツと貯金したりもした。
しかし、今年はそれをすっかり忘れ、こうしてまこに言われるまで気づかなかったのである。
去年までの自分からは想像もつかない自分の姿は、それだけ麻雀の事で頭が一杯だからだろう。
それが誇らしいような驚いたような微妙な気分になりながら、京太郎はふと思いついた。

京太郎「あ、じゃあ、今年は麻雀部の皆で行きません?」

そのお祭りは丁度、インターハイの後に予定されていた。
インターハイ前であればそんな余裕はないだろうが、後ならば余暇も作りやすい。
勿論、どんな結果になってもインターハイ後には打ち上げもするだろうが、リフレッシュにはいい機会になるだろう。
それにもしかしたら和の浴衣姿も見れるかもしれない。
そんな邪な考えを少しだけ抱きながら、京太郎はまこに対してそう提案した。

まこ「そ、そうじゃな。それもええ」

そんな彼の様子に訝しげられていない事を知ったまこは内心、安堵しながらそう返した。
日程的にも機会的にもその提案は決して悪いものではないのだから。
ここで京太郎が口にしなかったとしても、何れ久かまこが思いついたであろうそれに反対する理由はない。
寧ろ、まこは積極的にそれを推し進めたい理由すらあった。


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