過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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609: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/03(火) 23:44:07.22 ID:JlgDRo1Ao

京太郎「(い、いや…勿論、変な意味じゃない。意味じゃないんだけどさ!)」

しかし、普段はサバサバとした先輩に停留所でドキリとしてしまった所為だろうか。
そのどちらかをまこが日常的に使っていると思うと、妙にドキドキしてしまう。
それと同時に京太郎の脳裏に浮かんでくるのは、それで珠の肌を磨いているまこの姿だ。
まるで尊敬する先輩を自分で穢すようなその想像に自己嫌悪を浮かべながらも、京太郎の頭からそれが消える事はない。

まこ「湯加減はどうじゃ?」
京太郎「うわぁ!?」

だからこそ、唐突に扉越しに話しかけられたまこの言葉に、京太郎はオーバーなリアクションを返してしまう。
浴室内に響くそれはキンキンと京太郎の耳を慣らし、微かな不快感を沸き上がらせた。
しかし、それさえも気にならないくらい、今の京太郎は狼狽し、そして混乱している。
もしかして、自分の妄想のことがバレてしまったのではないだろうか。
そんなあり得ない想像すら沸き上がらせ、京太郎はその身を硬く強張らせる。

まこ「どうした?」
京太郎「い、いや、なんでもないです」

そんな京太郎の感情など露ほども知らないまこは曇りガラスがはめ込まれた扉の前でそっと首を傾げた。
幼い頃から雀荘にかようあけすけな年頃の男性 ―― 所謂、おっさんに接してきた彼女はある程度、シモネタに強い。
しかし、その半面、彼女は青少年と呼ばれる年頃の男性に対して、接した経験が殆どないのだ。
自然、思春期の男子特有のドキドキ感を理解する事は出来ず、その思考は虚しくから回る。


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