過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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633: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/05(木) 00:44:34.68 ID:l6brifzro

まこ「そ、その…な。さっきの事なんじゃが…」
京太郎「え、えぇ…」
まこ「えっと…ごめんな。わしはええと思うとったんじゃが…迷惑かけてたみたいで」

ポツリポツリと漏らすその言葉に、京太郎はズキリと胸が傷んだ。
確かに狼狽したのは事実ではあるが、迷惑だなんて事はない。
精々、驚きと気まずさを覚えただけで、何か傷ついた訳でもないのだから。
それよりも過剰に反応し、まこを泣かせてしまった自分の方が遥かに迷惑だっただろう。
そう思いながら、京太郎は首を横に振り、口を開いた。

京太郎「いや…良いんですよ。俺も意識し過ぎていました」

そうやってまこが下着で出てきたのも、全ては自分を異性として意識していない証拠だ。
それを何だかんだと真っ赤になって指摘し、意識してしまった自分がこの騒動の元凶なのである。
全ては自分がまこの趣味を許容出来る程度の器か、意識しないくらい強固な理性があれば済む話だった。
そう結論づける京太郎は自嘲気味に肩を落とし、まこをじっと見据える。

京太郎「考えても見ればここは染谷先輩の実家ですし…下着身につけないのくらい普通ですよね」
まこ「へ…?」

ようやく京太郎から漏れでた事の核心を突く言葉。
それにまこが間抜けな声をあげて、再びその身体を硬直させる。
まるで身体を動かす力全てを思考へと回すようなその身体の中で、彼女の脳がフル稼働した。
麻雀をしている時と大差ないほどにニューロンを活性化させるそれは数秒後、視線を下へと向けさせる。


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