過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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911: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/07(土) 01:29:57.30 ID:YJUSyvGCo

漫「うん…♥そうやね…♪」

それを再確認する俺に漫はその笑みを蕩けさせ、嬉しそうに頷いた。
さっきの気遣うような表情をすぐさま投げ捨てるその変わり身の速さは流石と言うべきか。
三人の中でも色濃く羞恥プレイを受けてきた彼女は、自身を取り繕う術に長けているのだ。
そうやって俺を気遣ってくれていた時でさえ、漫の身体は発情し、俺を求めていたのだろう。
そんな自分とふと漏らすように顕にする彼女に、俺はそっと手を伸ばし、頬を優しく撫でてやった。

小蒔「むぅ…二人だけでラブラブなんてズルいです…」

そんな俺達を横目で見ながら、小蒔はキッチンで一人頬を膨らませた。
三人の中で最もスキンシップのしづらい仕事に就いている彼女にとって、それは不公平にも映る光景なのだろう。
子どもっぽいその仕草には本気で拗ねるような色が浮かび、漫に向ける嫉妬の感情を隠さない。
けれど、そんな仕草でさえ妙に似合っているように思えるのは、小蒔の顔は未だ幼さを残しているからだろう。
多少、雰囲気が大人っぽくなったとは言え、小蒔の顔は高校時代から変わってはおらず、童顔なままなのだ。

京太郎「お茶淹れてくれたら今度は小蒔の番な」
小蒔「本当ですかっ!?えへへ…♪嬉しいです…♪」
漫「えー…」

その顔を俺の言葉一つで喜色一杯なものに変えながら、小蒔はそっと沸かしたお湯をティーポットの中へと注ぎこむ。
そのままじっと茶葉を蒸らす白亜のティーポッドを真剣そうな眼差しで見つめるのは、それだけ俺に美味しいお茶を渡そうとしてくれているからだろう。
そんな彼女に笑みを浮かべた瞬間、目の前の漫がその顔に浮かべた不満気な色を強くした。
その瞳に拗ねるような色を浮かべてじっと見つめる彼女の頬に、俺は小蒔に見えないようにそっとキスを落とす。


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