過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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913: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/07(土) 01:30:57.86 ID:YJUSyvGCo

漫「何?和ちゃんも妬いとるん?」
和「ち、違います!」

そう顔を赤く染める彼女は、生徒からも保護者からも評判が良いそうだ。
実際、彼女は物事を教えるという事がとても上手く、また自分を頼る者に対してはとても真摯なのだから。
その分、相応の努力を相手に求めるが、それは決して和が何もしないという事を意味しない。
寧ろ、最適な結果へと辿り着く為に、彼女は頼ってきた相手の何倍もの努力をするタイプなのだ。
それは生徒たちにも伝わっているのか、彼女は清澄内部でとても慕われているらしい。
同じく清澄で教師となった元部長 ―― 竹井先輩からそんな話を良く聞かされる。

和「べ、別に…漫さんの事なんて羨ましくないんですから。京太郎君におかえりなさいってお出迎えして貰えなかったのが寂しいなんてもっとあり得ませんしっ」

けれど、目の前で壮絶に自爆する和にはそんな様子は見えない。
家へと帰ってきて気が抜けているのか、その口からは彼女の本音が飛び出す。
瞬間、その顔をさらに赤く染める彼女のうっかり癖は高校からまったく治ってはいない。
その雰囲気こそ一番、大人っぽく、そして頼りがいのあるものになったものの、その内面が一番、変わっていないのは彼女なのかもしれなかった。

京太郎「ごめんな。じゃあ…和も来るか?」
和「あ…っ♥」

その言葉に和はドサリとその手に持ったカバンを落とした。
そのままこっちへとふらふら近寄ってくるその顔にはさっきとは違う紅潮が浮かぶ。
羞恥のそれとは明らかに一線を画するその紅潮は、欲情だろう。
どれだけ世間ではしっかり者で通っていても、和の本質は小蒔に負けないくらい寂しがり屋なのだ。
俺にそう誘われるだけでその顔に甘えを浮かべ、子どものように擦り寄ってくる。


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