過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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921: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2013/09/07(土) 01:35:00.97 ID:YJUSyvGCo

小蒔「あ、そういえば結婚式はどうします?」
漫「お互いの家族だけ呼ぶって話やったけど…」
和「流石に三人同時って訳にはいかないでしょうしね…」
京太郎「それは俺が刺されるな、色んな意味で」

勿論、それぞれの家族にこうして事実婚する許可は貰っている。
半ば怒声や暴力と一緒であったとは言え、『好きにしろ』という言葉は頂けているのだ。
お陰でこうして気ままに事実婚生活を続けられているが、流石に三人同時の結婚式などに呼んだら激怒されるだろう。
俺だって逆の立場であれば新郎に明確な殺意を向け、ともすれば暴れ始めるかもしれない。

小蒔「という事は三人ずつ結婚式ですね」
漫「また費用が嵩むなぁ…」
和「まぁ、その分、私達が稼げば良いんですよ」
京太郎「…面目ない」

一応、身内限りのものであれば、三人分の結婚式をあげるだけの貯金はある。
だが、それは決して俺だけが稼いできたものではないのだ。
事務所を立ち上げてすぐは、寧ろ、俺が三人のヒモに近い状態だった事もあるのである。
ついついその時の事を思い出した俺は、彼女たちに向かって頭を下げてしまった。

小蒔「ふふ…私達としてはお仕事を辞めてもらっても良いんですけれどね♥」
和「大丈夫ですよ。公務員はしっかりしていますから。産休中もお手当が貰えますし」
漫「うちも内職やらバイトやらするし、家計の事なら心配あらへん」
京太郎「有難いけど…流石にそれはなぁ…」

男としてヒモ生活に憧れないかと言えば嘘になる。
しかし、それは俺の中で決してやってはいけない行為だった。
彼女たちに対してやってしまった事に対する責任を取ろうともしない最低な行いなのである。
勿論、彼女たちがそんな責任に取られ方を望んでいる訳ではないと理解していても、やっぱりそれは曲げられない。
俺が彼女たちの人生をねじ曲げてしまった分、幸せにしてやりたいという気持ちは俺の中にはどうしても強いのだ。


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