過去ログ - 【R18】京太郎「おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」巴「その9ね」
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◆phFWXDIq6U
[sage saga]
2013/09/07(土) 11:24:24.08 ID:YJUSyvGCo
―― 子どもの頃の俺は世界はずっと変わらないままだってそう信じていた。
穏乃「ほーら!早く早くぅ!」シュタタタ
憧「ちょ…は、早いってばぁ!」
京太郎「あんまのんびりしてると置いてくぞー!」
和「ま…待って…下さい…」ヘロヘロ
―― 少なくとも…俺達四人の仲は永遠に変わらないままだって…そう思っていたんだ。
穏乃「ふあー…やっぱり夏はチューペットだよね」ハムハム
京太郎「だな」チューチュー
憧「はぁ…あんたら…元気余り過ぎ…」
和「な…なんで全力疾走してすぐに…アイス食べられるんですか…」ハァハァ
―― それが幻想に過ぎないと思い知ったのは中学進学の時。
和「私…中学は阿知賀に行く事になりそうです」
京太郎「そっか…親父さん…厳しいもんな」
和「はい…ごめんなさい…」
穏乃「私も…中学は…阿知賀にしたいな」
京太郎「穏乃も?」
穏乃「…うん。だって、阿知賀の方が気心が知れているし…」
憧「…じゃあ…私達…別々になっちゃうね」
穏乃「…うん…」
京太郎「で、でも…別に離れ離れになる訳じゃないよな…?」
穏乃「あったりまえだよ!私達は何時でも何処でも友達だもん!」
―― そんな決意も虚しく、距離だけが開いていく幼馴染たち。
京太郎「(この前から…なんか四人でいるのがぎこちなくなっちまったなぁ…)」
京太郎「(いや…全員が全員…進学を前にして色々と忙しいって言うのはあるんだろうけれど…)」
京太郎「(なんでなんだろうな…この…何とも言えない不安は…)」
京太郎「(大丈夫だって…そう確認しあったはずなのに、少しずつ離れていくような…)」
京太郎「う゛ぁーい!」
京太郎「(畜生!俺がそんなウジウジするタイプかよ!!)」
京太郎「(とりあえず…散歩でもして気分を紛らわせよう)」
―― そんな中、俺は一人で待つ一人の女性を知る。
京太郎「阿知賀子ども麻雀教室…」
京太郎「(なんだろ…まだそんなに前じゃないはずなのに…すげー久しぶりな気がする)」
京太郎「(レジェンドの就職決まって…ここももう閉まっちゃって…)」
京太郎「(そもそも…阿知賀に来る事すら…なくなった所為かもな)」
京太郎「(…なんか…寂しいよな)」
京太郎「(まるで疎遠になってく俺らを象徴してるみたいで…何となくバツが悪い)」
京太郎「(…丁度暇だし…開いてたら久しぶりに掃除でも…)」ガラッ
玄「…え?」
京太郎「えっ?」
―― そして訪れる最初の決断の時。
京太郎「(もう少しで進路決定の締め切りか)」
京太郎「(俺は…どうすれば良いんだろうな…)」
京太郎「(玄さんが皆を待っている阿知賀か…或いはアコと約束した阿太峯中か…)」
―― その中で俺が選ぶのは…。
2.【咲】京太郎「阿知賀で過ごす9年間」【安価】
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