101:『恐怖!常盤台の寮監』[saga]
2013/08/28(水) 20:25:15.50 ID:woBRyzTe0
「「申し訳ございませんでした」」
常盤台中学の寮の前、寮監に土下座をしている二人。
寮監はゴキ、ゴキ、と拳を鳴らしている。
「御坂、門限に遅れるほどの理由があるのだろう?」
「そ、それは・・・」
「寮監さん!俺が悪いんです!御坂は何も悪くありません!!」
「そうか、正直な男だな」
寮監は上条の首を掴むと、ゴギッ!と想像もしたくないような音をたてた。
『制裁』を受けた上条は悲鳴をあげることもできずに地面に倒れ込んだ。
「当麻!!」
「この少年に免じて、門限に遅れたことは勘弁してやろう」
「あ、ありがとうございます寮監様」
上条には悪いが、助かったと、美琴は思った。
「だが、」
「・・・え?」
けれどもそんなものは幻想だと、すぐに思い知らされた。
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