120:『携帯電話』[saga]
2013/08/31(土) 10:38:43.81 ID:8EAQ/Ptf0
ある日美琴は携帯を見て気がついた。
付き合い始めて1週間以上が過ぎたが、未だに携帯電話の番号の交換をしていないことに。
(い、いまさら番号の交換なんて・・・でもないと困るし・・・)
一言、番号を交換しようと言えばいいだけの話だ。
きっと上条からすれば何でもないことだ。
普段白井でさえ引くほどのデレっぷりを見せる美琴だが、実はこういう場面では恥ずかしがってしまう。
毎日の夕飯作りも、上条といるための口実作りに美琴が勇気を出した成果なのだ。
「どうしたの?」
携帯を眺める美琴に上条が上条が話しかけてきた。
「あれ、そういや携帯の交換、したっけ?」
美琴の携帯を見て気がついたようだ。
「まだ、だけど」
「そうか、じゃあ今交換しとくか」
「あ、うん」
とりあえず番号の交換には成功するのであった
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