過去ログ - 美琴「まったく、遅いわよ」
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177:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/06(金) 19:04:04.39 ID:EacQWs470
「上条当麻」

玄関のドアを開けて入ってきたのは、2mもの身長がある赤い髪の男と、黒く長い髪にその身長を越す刀を持った女魔術師、神裂火織だった。
それを見て、上条の額から汗が流れる。
同じインデックスの仲間だと知っても、記憶を消すために渡すことなどできない。

「おい待ってくれ!記憶を消さなくても、インデックスを救う方法があるかもしれねえだろ!頼む、少しだけでも時間をくれ」

ステイル=マグヌスは苦い顔をしつつも少し考えた。

「・・・タイムリミットは0時ちょうど。それまで待っておいてやる」

そう言って、仲間の女魔術師、神裂火織とともに出て行った。

「御坂、インデックスは?」

「・・・あっちでお昼寝してるわ。ねえあの子の記憶を消すって?そもそも魔術とかイギリス清教とか何がどうなってるの?」

美琴は少し混乱しているようだ。
無理もない。彼女の知っていることは全てインデックスから聞いたことだけだ。
インデックス本人さえ、彼らがイギリス清教に所属する仲間ということを知らない。
あの2人が涙を流しながら思い出を消して、心を殺して敵になったということを、彼女は知らないのだ。




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