545:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/06(木) 21:18:09.86 ID:N71QsOM90
聞こえた。それだけははっきりと。
これ以上、上条を見ることが出来ずに、上条から隠れるように支柱の裏に隠れた。
(何で、何であんなこと平気で言えんのよ!?)
告白をした。キスもした。それでも顔を赤ら目をそらす程の言葉だった。
上条があそこまで自分のことを想って事が嬉しかった。その想いに答えたかった。
だが今の美琴にはどんな言葉で返せばいいかわからなかった。どんな顔をして上条の前に出ればいいかわからなかった。
だからたくさんのハンバーガーが入った紙袋を抱きしめながら、美琴は先ほど上条と別れた場所まで逃げ出した。
自分は何も知らない。何も聞いていないと。
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