13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/16(金) 04:17:51.73 ID:9v3jhqKx0
提督「あ、起きました？」
足柄「えっ、あっ、……えっ⁉」
提督「いやぁ、昨日は大変でした」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/16(金) 04:55:25.92 ID:9v3jhqKx0
足柄「あれ……ここは？」
提督「僕の部屋です。眠ってる女性を連れ込むのはさすがに気が引けましたけど……
生憎ここくらいしかなかったもので」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/16(金) 05:06:39.06 ID:9v3jhqKx0
提督「足柄さん」
足柄「はいっ⁉ わ、私はいつでもいいわよ⁉」
提督「は？」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/16(金) 05:15:12.62 ID:0VjjtgCDO
1945年６月８日ですね。分かります。
分かる自分が辛いです……
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/16(金) 05:28:44.56 ID:9v3jhqKx0
提督「その……ちょっと気になったんですけど」
足柄「何かしら」
提督「６月８日。毎日同じ日付に休暇取りますよね、曜日に関わらず」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/16(金) 05:34:40.36 ID:9v3jhqKx0
足柄「私ね、沈むつい数日前に新しい友達ができたの」
提督「神風さん、ですか」
足柄「あら、知ってた？」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/16(金) 06:01:49.23 ID:9v3jhqKx0
足柄「そもそもは私主体の輸送作戦の随伴だったのよ。話してるうちに仲良くなって」
足柄「で、私より先輩艦だっていうのにワインも飲んだことないって言うから、もっと仲良くなるためにも一緒に飲もうって話をしてたんだけど」
足柄「単独行動の時にヘマしちゃったのよ」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/16(金) 06:19:10.60 ID:9v3jhqKx0
足柄「次に目を醒ましたのはあなた達に拾われたときだったわ」
足柄「もうあれから４年経つのね……。私も老けるわけよ」
足柄「って、話が逸れちゃったわね」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/16(金) 06:42:29.38 ID:9v3jhqKx0
足柄「歴史上ではあれから何十年も経ってるけど、私にとってはまだ５年も経ってない、ついこないだの記憶よ」
足柄「実は提督に誘われたときも、ついていくべきか迷ったのよ。正直そんな気分じゃなかったしね」
足柄「フフフ、驚いた顔してるわね。大丈夫よ？ 後悔はしてないから」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/16(金) 07:08:43.71 ID:9v3jhqKx0
足柄「決心したきっかけは、扶桑ちゃんと山城ちゃんを見たことね」
足柄「スリガオで沈んだはずの彼女たちを見たときに思ったの。
神風も私たちと同じように、いつか提督が見つけ出してくれるんじゃないか、ってね」
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