過去ログ - ジョセフ「お前がディオ・ブランドーか」ディオ「そういう君は
1- 20
563:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 21:28:24.67 ID:ddEucSjg0
 落下の最中、ディオは執念で腕を動かす。

ディオ「ぐぉ…波紋が、頭まで到達する……その前に…!」

 ディオは自ら己の首を断ち切った。
 直後に波紋の伝播によってディオの肉体は完全に消失する。
 地に落ちたディオの頭は一度大きく跳ね、草むらに着地した。

ディオ「ぐあ…! クッ…!」

 ディオの表情が苦悶に歪む。

ディオ「今ので更に頭部の傷が広がったか…! 目がかすむ…このまま、意識を手放すのはまずい……耐えろ…耐えなくては……」

 そうしてディオがしばらくの時を堪え忍んでいると、さくりと草むらを踏む足音が聞こえた。

ディオ「ワンチェン…か…?」

 足音がした方に目を向けたディオの、かすむ視界に映ったのは。
 彼に完全服従を誓った東洋人の小柄な影ではなく。

「ワンチェンは倒した――――助けはもう来ねえぜ」

 195pの大男。
 7年以上の歳月を共に過ごし。
 彼の人生において、常に大きな障害となっていた存在。

ディオ「ジョジョ……ジョセフ・ジョースター……」

ジョセフ「最期の刻だぜ――――ディオ・ブランドー」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
623Res/294.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice