過去ログ - ジョセフ「お前がディオ・ブランドーか」ディオ「そういう君は
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66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/16(金) 14:26:12.27 ID:kyP49X9w0
金髪(なんなんだこいつは…! やたらと喧嘩慣れした動きといい、偶然見かけたロープを利用する機転といい…)

金髪(いや、本当に恐ろしいのは……仮にロープを使って俺らをふん縛ることを思いついたとしても、それを実際この状況で実行に移すなんてことが出来るか…?)

金髪(出来るとしたらそれは……なんて、なんてクソ度胸の持ち主なんだ…!)

金髪「俺たちに質問があるといったな……その質問には答えてやる。だが、先に俺の方の質問に答えてもらうぜ」

ジョセフ「? なんだよ?」

金髪「お前さんの足の速さならギリギリ街から逃げ出すことも出来たはずだ。何故わざわざこんな路地に俺たちを誘い込んだ?」

金髪「そりゃ、ロープを使った策で俺たちを嵌めるためだったんだろうが、それより街の入口を目指した方が何倍も安全だったはずだ」

金髪「策が失敗していたら俺たちになぶり殺しにされるかもしれなかったんだぜ…? それなのに、何故……」

ジョセフ「ん〜?」

 顎に手を当て、しばし黙考するジョジョ。

ジョセフ「そりゃあ、俺はよく逃げる。その場を仕切りなおすためとか、何か目的を達成するためとか、そうせざるを得ない時とか……とにかく、必要だと感じたらその場を逃げ出すことに何の躊躇もない」

ジョセフ「でもな、そんな俺でも……戦いそのものを放棄するような真似だけはしないようにしてるのさ」

金髪「戦い……あんたの言う戦いとは、この場合、何だ……?」

ジョセフ「この街で、親父の解毒剤を作るための手がかりを手に入れる。それを達成するまでは、おめおめとこの街から退散するわけにはいかねーのよ」

金髪(な、なんてこった……! 貴族の甘ちゃんだなんてとんでもねえ……!!)

金髪(こいつは家族のために命を張れる熱い男だ……そして、その熱さを持つに相応しいタフガイだ……!)

金髪(タフなだけじゃねえ…咄嗟の機転、それを実行するクソ度胸……こいつは一体今までどんな修羅場を潜って……ハッ!!)

金髪(お、俺は今……この男に興味を抱き始めている。こいつが歩んできた過去に、そしてこれからこの男が挑むであろう運命に!! 惹かれ始めている……!!)

金髪「名前を……あんたの名前を聞かせてくれ」

ジョセフ「ジョースター……ジョセフ・ジョースター」

金髪「解毒剤には心当たりがある。このスピードワゴンが案内するぜ!!」




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