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2013/08/16(金) 23:39:02.52 ID:577mYif7o
柚「日曜日なのに、今日も出勤なの？」
確か喜多見さんは、今日は雑誌の取材があったはずで、だから事務所にいたのだろう。
モバP「休日出勤でサービス残業です。皆さんの分の仕事を取るには、週7日フル稼働でも足りませんから」
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2013/08/16(金) 23:39:54.44 ID:577mYif7o
ただ、今日も今日とて働いているのは、仕事以外にすることがないからだ。
無趣味というわけではない。
姫川さんがここにいた頃は野球を観戦することもあった。
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2013/08/16(金) 23:40:31.06 ID:577mYif7o
柚「でも、バドミントンしたいなぁ」
モバP「他の子を誘うのでは駄目なんですか？」
彼女は社交性に富んでいて、コミュニケーション能力も高い。
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2013/08/16(金) 23:41:06.36 ID:577mYif7o
柚「プロデューサーは下手くそだけど、一応男の人じゃん？丁度いい塩梅というか」
安牌と呼ばれなかったことは幸いであった。
モバP「ちひろさんが食事休憩から戻ってくれば、1時間ぐらいならプレイ出来ると思います」
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/16(金) 23:42:07.83 ID:577mYif7o
若林智香「ちひろさんを連れてきましたー！」
明るく元気な声であったが、その主は喜多見さんではなく、数ヶ月前に「一軍」へと昇格していった若林さんであった。
彼女はここにいたときと変わらず、両の腕を上にあげれば脇が見えてしまうようなタンクトップを身に着けていた。
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2013/08/16(金) 23:42:47.59 ID:DfSuZpdbo
キタ！ 若林さんだ！！！
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/16(金) 23:42:49.86 ID:577mYif7o
千川さんはこの暑い中でも、相変わらず丈の長い蛍光色の事務服を着ていた。
口元には米粒が二つ付いていて、おそらく食事中に拉致されたのだろう。
千川ちひろ「なんですか！？何か起きたんですか！！？」
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2013/08/16(金) 23:43:49.65 ID:577mYif7o
事務所が入っているビルの屋上は、誰が使ってもいいということになっている。
しかし、決して広くない面積だ。
どこも暗黙の了承として、ここに荷物を置くことを是としない。
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2013/08/16(金) 23:45:28.16 ID:577mYif7o
ちひろさんは理由を説明した当初こそ憤っていたが、私の勤務状況を聞くと
ちひろ「休んでください！上に起こられるのは私なんですよ！」
と柄にもない事を言って、私を休ませようとした。
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2013/08/16(金) 23:47:07.59 ID:577mYif7o
モバP「そういえば、どうして若林さんが？」
柚「事務所の前で会ったの。ちひろさんを捜しているって言ったら、走っていっちゃって」
智香「お姉さんですからねっ☆」
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/16(金) 23:48:00.40 ID:577mYif7o
智香「お母さんが鹿児島からいも焼酎とくまモンのお菓子を送って来たんです」
智香「でも、今の私のプロデューサーはお酒を飲まないので、だからプロデューサーさんにあげようかなと」
モバP「若林さんの実家は鹿児島でしたよね？」
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