過去ログ - 響「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga !nasu_res]
2013/08/17(土) 00:04:53.26 ID:he+6kv950

「えっ?」

「今日の響の歌は、少し音楽とずれていました」

以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga !nasu_res]
2013/08/17(土) 00:05:49.46 ID:he+6kv950

「……好きな人が居るんだ」

 目を丸くした貴音は、

以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga !nasu_res]
2013/08/17(土) 00:06:38.35 ID:he+6kv950

「好きってことを伝えたいけど、今の関係が壊れるのは嫌なんだ」

 自分勝手。完璧でもなんでもない自分の考え。
 向こうからしたら、迷惑にもホドがあると思う。
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga !nasu_res]
2013/08/17(土) 00:07:21.27 ID:he+6kv950

「……」

「どうして、告白する勇気がないのですか?」

以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga !nasu_res]
2013/08/17(土) 00:07:52.60 ID:he+6kv950

「……」

「響、飲まないのですか?」




7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga !nasu_res]
2013/08/17(土) 00:08:21.95 ID:he+6kv950

「ど、どうして謝るの」

 貴音は俯いて、




8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga !nasu_res]
2013/08/17(土) 00:09:09.58 ID:he+6kv950

 ほどなくして、プロデューサーが楽屋に戻ってきた。

「悪いな、ふたりとも。今日はもう終わりだから家でゆっくり休め」




9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga !nasu_res]
2013/08/17(土) 00:09:36.08 ID:he+6kv950

「ねぇ、プロデューサー」

「ん?」




10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga !nasu_res]
2013/08/17(土) 00:10:41.46 ID:he+6kv950

「いつもありがとうございます、あなた様」

「おう。その分ステージで頑張れよ。実際に結果を出すのはアイドルのみんなだから」




11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga !nasu_res]
2013/08/17(土) 00:11:07.92 ID:he+6kv950

 車に乗り込む。
 「危ないから」って、プロデューサーはたとえ1人でもアイドルを助手席に乗せることはない。

 いつものように、自分は運転席のうしろ。貴音はその隣に座っている。



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga !nasu_res]
2013/08/17(土) 00:11:37.73 ID:he+6kv950

 765プロ――自分の所属する芸能事務所――の事務所は、そこそこ都会にあって、そこそこ田舎にある。
 テレビ局から近いわけだけれど、周りに高層ビルやらカフェやら、洒落たものはない。

 おばちゃんがやっているクリーニング店やら、焼き魚定食のおいしい居酒屋とか。



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