過去ログ - 少女「有言実行、しましょうか」
1- 20
17: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2013/08/17(土) 01:37:28.38 ID:rlBAIpqg0

体操服「よーい!」

 来るぞ、来るぞ、来るぞ!

体操服「どん!」

 膝が顔面に、

 大きく顔が打ち上げられ、思わず彫刻刀は取り落とし、破壊された天井と、そこからちょっとだけ見える星空が、いや、違って、

 視界がちかちかする!

 けれど!

 星が瞬いているのか、それとも意識が瞬いているのか判然としない中で、それでも私は、体操服の足を確かに捕えた。
 捉えることはできなくても。
 運動不足のこの体でも。

 ゼロ距離ならば。

 体操服は当然止まりません。否、止まれません。そのまま先ほどと同様に壁の向こうへと、私を連れて落下していきます。
 アスファルトは硬いですが、骨が折れることなく、なんとか着地。

体操服「あっはー! しぶといねぇ、びっくりだ、あたし!」

 私を見下ろしながら体操服が言いました。私は依然として足に縋り付いています。けれど、最早握力腕力ともに微弱。蹴り一発で弾き飛ばされます。
 でも、いいんです。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
120Res/103.12 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice